鋼橋の錆びを放置するとどうなる?|塗装の重要性を解説


・「発生した錆を放置するとどうなる?」
・「塗装にはどのような目的がある?」

橋にはさまざまな種類が存在し、名称は形や主要材料によっても異なります。
今回は、数ある橋のなかでも鋼橋に注目し「錆を放置してしまうとどうなるのか?」や「塗装の重要性」について紹介していきます。
ぜひ、上記のような疑問をお持ちの方は、参考にチェックしてみてくださいね。

鋼橋(こうきょう)とは?


鋼橋とは、主要部材である主桁や主構などに「鋼」が使用されている橋のことを指します。
コンクリートで作られた橋と比べると重量が軽く、材質が強いという特徴があります。

鋼橋の劣化の『原因』


鋼橋は、年月の経過とともに劣化していきます。
劣化によって橋が損傷したり、亀裂が起こってしまうと大きな事故につながってしまうため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
では、鋼橋の劣化はどのようなことが原因で起こるのでしょうか?

●塗装劣化

塗装には、見た目の美しさを保つだけではなく腐食を防ぐという目的があります。
しかし、塗膜は年月の経過すると劣化し防食機能が低下してしまうため、定期的に塗替えを行う必要があります。

●紫外線劣化

紫外線劣化は、紫外線が原因で塗装の分子構造が破壊され、白亜化が起こることを指します。
白亜化とは、顔料が粉となって塗装の表面に表れることで、進行すると剥がれやひび割れなどが発生します。

●ケレンの不具合による劣化

ケレンとは、塗装を行う前に塗装面についた錆びや古い塗膜をきれいに除去する作業のことをいいます。
しかし、このケレンが不十分だと剥がれなどが起こり、防食機能が低下する原因となってしまいます。

メンテナンスを怠るとどうなる?



メンテナンスを怠ってしまうと、錆が発生し腐食する原因となってしまいます。
腐食とは、化学反応によって見た目がボロボロになったり、機能が失われる現象のことです。

腐食を確認する方法


・機械式計測法
・超音波法
・レーザー法
・画像計測法
・レプリカ法

内部の腐食を見落としてしまうと、大きな事故やケガにつながる原因に。
そのため、上記のようなさまざまな調査方法で、腐食を確認していきます。

塗装の『重要性』


前述したように、塗装には腐食を防ぐ目的があります。
しかし、塗装は時間の経過とともに劣化してしまうため、機能が低下し腐食してしまわないように、定期的に塗装工事を行うようにしましょう。
塗装の塗替え方式には「全塗替え塗装」と「部分塗替え塗装」の2つの種類があります。

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まとめ


いかがでしたでしょうか?
大型構造物にとって、錆は一番の大敵です。
安全と美観を守るためにも、塗装工事は定期的にきちんと行いましょう。
この記事が、あなたがこれから塗装工事を依頼する際の参考となりましたら幸いです。


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