塗装のマメ知識

鋼橋が腐食する原因は一体何?


・「鋼橋が腐食する原因は?」
・「腐食を放置するとどうなる?」

腐食は、鋼橋の美観を損なうことや安全性の低下に関わります。
そのため、定期的にきちんとメンテナンス行うことが重要です。

では、一体何が原因で腐食は起こってしまうのでしょうか?
今回は、上記のような疑問を持つ方に向けて「鋼橋が腐食する原因」について解説していきます。

橋の役割とは?


橋は、海や川などを渡るために架けられる構造物のことで、人々の交通移動をスムーズにする役割があります。
橋は多くの人が利用するため、安全性が非常に重要となります。

橋の種類はさまざま



・木橋
・石橋
・鋼橋
・コンクリート橋

橋には上記のようにさまざまな種類があります。 種類は、使用している材料によって分類されます。

鋼橋(こうきょう)とは?


鋼橋は、主要部に鋼が使用されている橋のことです。
この種類の橋は、強度が高く軽量であるという特徴があります。

鋼橋ができるまでの『流れ』


それでは、鋼橋ができるまでのおおまかな流れを見ていきましょう。

●橋の設計

まずは、橋の設計を行います。
ここでは、橋の構造を決め図面を描いていく作業が行われます。

●工場製作


続いて、工場で素材の加工や仮組立て、工場塗装などを行っていきます。

●現場製作

そして、工場製作が終わった部材を現場に運搬し、橋を架ける作業を行っていきます。

腐食の原因は一体何?


では、鋼橋が腐食する原因について確認していきましょう。

●塗装の劣化が原因

鋼橋には錆の発生や腐食を防ぐために塗装が行われています。
しかし、塗装は年月の経過によって経年劣化してしまうため、定期的に塗装を行わないと防食機能が低下する原因となります。

●ケレンの不具合が原因

ケレンとは、塗装前に塗装面についている古い塗膜や錆びを除去する作業のことです。
ケレンは「1種ケレン」「2種ケレン」「3種ケレン」「4種ケレン」の4種類で、状況によってサンダーやサンドペーパーなど使用する道具が異なります。
この作業が不十分だと、錆が発生し腐食する原因となってしまいます。

腐食するとどうなる?



定期的なメンテナンスを行わずに発生した錆がひどくなると、腐食してしまい鋼部材が部分的に薄くなり耐久性が低くなったり、部材本来の機能が失われる原因となります。

鋼橋のメンテナンスはしっかりと行うことが重要!


鋼橋のメンテナンスをしっかりと行わなければ、見た目の印象が悪くなるだけではなくその橋を利用する人々の安全に関わります。
そのため、定期的な塗装工事や劣化具合の確認などのメンテナンスは怠らないようにしましょう。

鋼橋塗装なら『株式会社フジイ建装』へ



株式会社フジイ建装では、鋼橋や鋼構造物塗装工事を承っております。
錆が発生し腐食することを防ぐため、確かな塗装技術を持つ職人が高クオリティな施工を行います。
ぜひ、鋼橋などの塗装工事のことでお悩みの際は、当社にお気軽にご相談ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回は、鋼橋が腐食する原因について紹介しました。
この記事が、あなたの疑問を解決する手助けとなりましたら幸いです。


株式会社フジイ建装

【電話】 079-260-7885(事務所) 090-5139-4449(代表直通)
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鋼橋の錆びを放置するとどうなる?|塗装の重要性を解説


・「発生した錆を放置するとどうなる?」
・「塗装にはどのような目的がある?」

橋にはさまざまな種類が存在し、名称は形や主要材料によっても異なります。
今回は、数ある橋のなかでも鋼橋に注目し「錆を放置してしまうとどうなるのか?」や「塗装の重要性」について紹介していきます。
ぜひ、上記のような疑問をお持ちの方は、参考にチェックしてみてくださいね。

鋼橋(こうきょう)とは?


鋼橋とは、主要部材である主桁や主構などに「鋼」が使用されている橋のことを指します。
コンクリートで作られた橋と比べると重量が軽く、材質が強いという特徴があります。

鋼橋の劣化の『原因』


鋼橋は、年月の経過とともに劣化していきます。
劣化によって橋が損傷したり、亀裂が起こってしまうと大きな事故につながってしまうため、定期的にメンテナンスを行うことが重要です。
では、鋼橋の劣化はどのようなことが原因で起こるのでしょうか?

●塗装劣化

塗装には、見た目の美しさを保つだけではなく腐食を防ぐという目的があります。
しかし、塗膜は年月の経過すると劣化し防食機能が低下してしまうため、定期的に塗替えを行う必要があります。

●紫外線劣化

紫外線劣化は、紫外線が原因で塗装の分子構造が破壊され、白亜化が起こることを指します。
白亜化とは、顔料が粉となって塗装の表面に表れることで、進行すると剥がれやひび割れなどが発生します。

●ケレンの不具合による劣化

ケレンとは、塗装を行う前に塗装面についた錆びや古い塗膜をきれいに除去する作業のことをいいます。
しかし、このケレンが不十分だと剥がれなどが起こり、防食機能が低下する原因となってしまいます。

メンテナンスを怠るとどうなる?



メンテナンスを怠ってしまうと、錆が発生し腐食する原因となってしまいます。
腐食とは、化学反応によって見た目がボロボロになったり、機能が失われる現象のことです。

腐食を確認する方法


・機械式計測法
・超音波法
・レーザー法
・画像計測法
・レプリカ法

内部の腐食を見落としてしまうと、大きな事故やケガにつながる原因に。
そのため、上記のようなさまざまな調査方法で、腐食を確認していきます。

塗装の『重要性』


前述したように、塗装には腐食を防ぐ目的があります。
しかし、塗装は時間の経過とともに劣化してしまうため、機能が低下し腐食してしまわないように、定期的に塗装工事を行うようにしましょう。
塗装の塗替え方式には「全塗替え塗装」と「部分塗替え塗装」の2つの種類があります。

高度な塗装技術をお求めなら『株式会社フジイ建装』へ



株式会社フジイ建装では、橋梁や鋼橋などの塗装工事を承っております。
確かな技術を持つ職人が、安全管理を徹底し高クオリティな工事をご提供いたします。
ぜひ、橋梁や鋼橋などの塗装工事のことでお困りの際は、お気軽にご相談ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
大型構造物にとって、錆は一番の大敵です。
安全と美観を守るためにも、塗装工事は定期的にきちんと行いましょう。
この記事が、あなたがこれから塗装工事を依頼する際の参考となりましたら幸いです。


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鋼構造物塗装工事とは?|目的を紹介


・「鋼構造物塗装工事って何?」
・「普通の塗装と何が違うの?」

鋼構造物塗装は、人々が安全に暮らすために必要な工事のひとつです。
では、鋼構造物塗装工事は一体何にどのような目的で行われるのでしょうか?
今回は、上記のような疑問を持つ方に向けて「鋼構造物塗装の基礎知識」を紹介していきます。

鋼構造物って何?


鋼構造物は、主要部分に鋼材が使用されている構造物のことを指します。

鋼構造物塗装工事とは?


・道路橋
・歩道橋
・橋梁
・工場プラント
・タンク
・鉄塔

鋼構造物塗装とは、上記のような鋼材でできた大型の構造物の塗装を行う工事のことです。
鋼構造物は、年月の経過とともに錆が発生したり劣化していきます。
錆が発生し劣化した状態の鋼構造物をそのまま放置してしまうと、鋼材が腐食して崩壊し大きな事故につながる危険性も……。
そのため、そのような被害を防ぐために鋼構造物は定期的に劣化した部分の補修を行い、防錆塗膜を鋼材の表面につくる鋼構造物塗装工事を行う必要があります。

重防食塗装とは?


橋梁や工場プラント、鉄塔などでは重防食塗装が行われます。

雨や風にさらされる環境下にある橋梁などを長期間使用していくためには、耐久性の高い塗膜をつくる必要があります。
重防食塗装は、塗膜の耐久性を高めるために高粘度の防食塗料を何度も塗り重ねて厚みを出すことで、腐食しやすい厳しい環境にも耐えられる塗膜をつくることを目的とした塗装のことです。

鋼構造物塗装工事の『目的』


鋼構造物塗装工事は、鋼構造物の錆や劣化を防ぐことで人々の安全やインフラを守る目的があります。
人々が当たり前に安全に暮らしていくためには、陰ながら安全を支える鋼構造物塗装工事のような仕事は社会に必要不可欠です。
維持補修には、高度の塗装技術も要求されますが、それだけやりがいのある仕事でもあります。

鋼構造物塗装工事なら『株式会社フジイ建装』へ



株式会社フジイ建装では、橋梁や歩道橋、プラント設備などの構造物の塗装を承っております。
確かな技術を持つ職人が、高品質な施工をご提供いたします。
橋梁などの塗装工事のことでしたら、ぜひ当社にお任せください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
鋼構造物としての機能をより長く保ち安全や美観を守るためには、定期的に鋼構造物塗装工事を行う必要となります。
この記事が、あなたの疑問を解決する手助けとなりましたら幸いです。


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マンションの外壁塗装工事の時期は?


兵庫県でアパートやマンションなどの塗装工事を行っております、株式会社フジイ建装の藤井です。

マンションも、一般の住宅と同様に定期的な塗装工事が必要になります。
では、塗装工事は一体どの時期に行えばいいのでしょうか?

今回は、マンションの「塗装を行う時期」について詳しく解説していきます。

マンション塗装の目的



・見た目をきれいに保つ
・建物の内部に雨水が浸入することを防ぐ
・建物の耐久性が下がらないようにする

マンション塗装には、上記のような目的があります。
マンションにとって見た目のきれいさは、入居者の増減にも大きく関わってくるところ。

また、塗装には建物を防水する目的があり、外壁塗装の「ひび割れ」や「剥がれ」など経年劣化のサインを無視してしまうと、雨漏りが発生し建物の耐久性が下がる原因となります。

大規模な改修工事が必要になったり、トラブルに発展してしまうことを防ぐためにも、定期的に塗装工事を行うことが重要になります。

マンションの塗装工事はいつすればいい?


外壁塗装は、10年に1度の塗替えが目安といわれています。
しかし、実際に塗替えが必要なタイミングは、使用している塗料や環境などによっても異なります。
そのため、年数にこだわりすぎず、経年劣化の症状が表れた際に専門の業者に相談することが最も安心です。

・外壁のひび割れ
・塗膜の剥がれ
・色褪せ
・外壁を触ると粉が手に付着する
・シーリング部分にひび割れや剥がれが見られる

前回の塗装工事から10年以上経過している場合や、上記のような経年劣化のサインが表れた際は、早めに専門の業者に依頼を行うようにしましょう。

マンションの鉄部塗装


・玄関の扉
・エレベーターの扉
・鉄製の手すり
・鉄製の非常階段
・防火扉
・消火栓ボックス
・駐輪場

また、マンションの塗装工事では、上記のような鉄製の箇所に「鉄部塗装」が行われます。
年月の経過によって鉄部を保護している塗装が剥がれ本体が露出してしまうと、錆びが発生し腐食してしまう原因となるため注意が必要です。

錆びを放置し腐食が進んでしまうと、穴が開いてしまったりと美観が悪くなるだけでなく思わぬ事故につながる恐れもあります。
そのため、外壁だけではなく鉄部も定期的に塗装を行うことが大切です。

鉄部塗装では、ケレン作業という錆落としを行い、続いて下塗りで錆止め処理を行い、中塗りと上塗りの3段階で塗装を行います。
鉄部塗装のタイミングは、3~5年が目安です。

マンション塗装なら『株式会社フジイ建装』へ



株式会社フジイ建装では、アパートやマンションの塗装工事を承っております。
塗装工事をお考えの方は、ぜひお気軽にご相談ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?

今回は、マンションの塗装工事の時期について紹介しました。
建物の耐久性を下げたり思わぬトラブルに発展してしまう前に、経年劣化の症状が表れたときや前回の塗装から10年以上経過している場合は、一度専門の業者に相談して塗装工事をしっかり行いましょう。

この記事が、あなたの今後の塗装工事の際の参考になりましたら幸いです。


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ショットブラスト処理とは?|基礎知識を解説


兵庫県で橋梁塗装工事や下地処理ブラスト工事を行っております、株式会社フジイ建装の藤井です。
ショットブラスト処理は、金属などに使用される加工方法のひとつです。

今回は、ショットブラスト処理について詳しく知りたいという方のため「ショットブラスト処理が一体どのような目的で行われるものなのか」基礎知識を解説していきたいと思います。

ショットブラスト処理とは?


ショットブラストはブラストもよばれ、金属などの加工物の表面に投射物(細かい砂や鋼製・鋳鉄製の小球)を吹き付けたり打ち当てたりすることで、表面を荒く削る加工方法のことです。
モーターで羽根車を回転させ、その遠心力を使って投射材を投射していきます。
鋼製・鋳鉄製の小球は「ショット」ともよばれ、「ブラスト」には噴射させたり吹き付けるという意味合いがあります。

ショットブラスト処理には、金属などの表面のサビや汚れを落とす、表面を均一化する、塗装やコーティングなどの密着性を高めるなどの目的があります。
また、ブラストにはさまざまな加工法があり、砂を噴射させるサンドブラスト、空気圧力を利用したエアーブラストなどが存在します。

ショットブラスト処理のメリット


ショットブラストは、サンドブラストなどのほかの手法と比べ少ないパワーで大量の投射物を一度に噴出することができるため、短時間で効率的に加工処理を行えるというメリットがあります。

加工物の種類


・金属
・セラミック
・ガラス
・プラスチック
・ゴム

ショットブラストを行う加工物は、上記の素材が対象で「ワーク」ともよばれます。
素材によって、使用される投射物の種類は異なります。

投射材の種類


・ステンレス
・スチール
・アルミニウム
・ガラスビーズ
・プラスチック
・ナイロン
・細かい砂
・鋼製・鋳鉄製の小球

投射材には、上記のような種類が存在します。
また、投射材はショットや研磨材などともよばれます。

自動ショットブラストマシンの種類


自動ショットブラストマシンは、さまざまな種類に分かれます。
では、どのような種類が存在するのかをチェックしていきましょう。

●ローラーコンベア式

ローラーコンベア式では、ローラーコンベアの上に加工を行うワークをのせて、低速で移動させながらショットブラストを行います。
上下同時にショットを行うことが可能で、長尺物や鋼板などの加工に適しています。

●ハンガー式

ハンバー式では、回転フックに加工を行うワークを吊り下げ、自動で回転させながらショットブラストを行います。
短時間でムラのない仕上げ加工ができることが特徴で、リング状の部品や小型クランクシャフトなどの加工に適しています。

●テーブル式

テーブル式では、自動で回転するテーブルの上にワークを並べてショットブラストを行います。
大物品や重量品の加工に適している方式です。

●ドラム式

ドラム式では、回転するドラムの中に加工を行うワークを入れ、撹拌(かくはん)しながら加工を行います。
小物や薄物部品の加工に適しています。

●エプロン式

エプロン式では、キャタピラ式のエプロンに加工を行うワークを投入し、撹拌しながら加工を行う方式です。
小物や中物などを大量にショットブラスト加工したい場合に最適です。

手動でショットブラスト処理を行うケースも



加工物が大型の場合、機械による自動での加工が難しいため、そのような場合は手動で加工作業を行います。

『株式会社フジイ建装』では、下地処理ブラスト工事も承っております



株式会社フジイ建装では、橋梁塗装工事や下地処理ブラスト工事も承っております。
幅広い知識と経験を持つ職人が、高クオリティな施工をお約束いたしますのでご安心ください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
ショットブラスト処理は、橋梁や造船、電力プラントやガスタンクなどさまざまな場面で活用されており、需要があります。

今回の記事で、あなたの疑問が解決いたしましたら幸いです。


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【外壁塗装】マンションの色を選ぶときのポイントは?


兵庫県で塗装工事を承っております、株式会社フジイ建装の藤井です。

建物の塗装の色は、人に与えるイメージや印象を大きく左右します。
とくに、集合住宅であるマンションの場合さまざまな人が入居しているため、塗替え工事を行うときは入居者が不満に感じない色を選択しなければいけません。

そこで今回は、マンションの外壁塗装で「人気の色」や「色選びのポイント」について詳しく解説していきます。
ぜひ、色選びでお悩みの際は参考にチェックしてみてくださいね。

マンションで人気の色


マンションの外壁の色を選ぶときは、人気のある色から選ぶことがおすすめです。
では、まずはマンションでよく選ばれる色を見ていきましょう。

●ベージュ


ベージュは、多くのマンションの外壁の色として使用されており、落ち着いた高級感のある印象を与えます。
周囲の住宅やマンション、自然とも調和を保ちやすいため、おすすめの色です。

●ブラウン


ブラウンは、ベージュに比べて建物がより落ち着いた印象になります。
ただし、ブラウンにもさまざまな種類が存在するため、ブラウンを選ぶ際は色を比べて慎重に選択しましょう。

●グレー


グレーは、シンプルでスタイリッシュなイメージにしたい場合にぴったりです。
しかし、グレーにも明るいものと暗い色が存在します。

なるべく入居者の好き嫌いが分かれにくい色を選択しましょう。

色選びの『ポイント』


続いては、色選びのポイントをチェックしていきましょう。

●マンションの玄関部と雰囲気を合わせる


マンションの玄関部は、入居者も来客も使用する共用スペースです。
外観の雰囲気と、マンション内に入ったときの雰囲気がバラバラだとギャップが生まれ、洗練されたおしゃれなイメージからは程遠いことに……。
そのため、マンションの外観だけではなく建物の中との雰囲気がマッチしているか、最終的にチェックすることが重要です。

●ターゲット層を考慮する


マンションの間取りや建っている地域によって、入居者のターゲット層は異なりますよね。

単身者向けのマンションの場合はスタイリッシュな印象の建物を目指したり、家族向けのマンションの場合は暖かい落ち着いた印象にするなど、ターゲット層を意識することで選択する外壁の色も変わってきます。

マンションの外壁の色を選ぶ際は、住む人の年齢や人数なども考慮して選ぶようにしましょう。

●色見本だけで判断しない

外壁の色を選ぶときは、小さな色見本だけで判断しないように気を付けましょう。

色には面積効果があり、塗装する面積が大きいと明るい色は通常よりも明るく見え、暗い色は暗く見える性質があります。
また、屋内の照明の光で見るか、太陽光の下で見るかでも色の印象は異なるため、その点も考慮する必要があります。

●手すりや階段も含めた全体のバランスを見る


マンションのベランダの手すりや階段の色と、バランスの取れる色かどうかをチェックしましょう。
全体を見たときに、バランスの良い色合いを目指すことで失敗しにくくなります。

●周囲と浮かない色か考える

周囲の建物とまったく違う色を選んでしまうと、浮いてしまい印象がマイナスになってしまうことも……。
失敗しないコツは、周囲の景観と調和する色を選ぶことです。

まとめ



いかがでしたでしょうか?

マンションの外壁をきれいに保つことは、新たな入居者の獲得や現在住んでいる人の定着率にも影響します。
そのため、塗装工事をする際の色選びは、慎重に行うことをおすすめします。

今回の記事が、あなたの今後の塗装工事の手助けとなりましたら幸いです。


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橋梁の塗装とは?|塗り替えについて詳しく解説


兵庫県でアパートやマンションなどの塗装工事を行っております、株式会社フジイ建装の藤井です。

突然ですが、あなたの家の近所や普段使用する道に、橋梁はありますか?
先日、お客様より「塗装が必要なものは住宅以外に何があるの?」とのご質問を受けました。

実は、定期的に塗替えが必要になるものは、住宅やマンションなどの建築物だけではありません。
移動の際に使用する橋梁も、定期的に塗装を行わなければならないもののひとつなのです。

そこで今回は、塗装について深く知ってもらうため、「橋梁塗装」について詳しく紹介していきたいと思います。
塗装工事のことを詳しく知りたい人は、ぜひチェックしてみてくださいね。

橋梁(きょうりょう)とは?


橋梁とは、海や川、渓谷などを渡るためにかけられる構造物のことです。
多くの人からは「橋」という名称で親しまれています。

私たちが快適に生活をしていく上でなくてはならない橋梁ですが、年月がたつと老朽化が進んでしまいます。
そのため、定期的に状態を確認し、補修工事を行う必要があるのです。

補修工事の内容はさまざまあり、その中で最も代表的なものが「塗装による補修」です。

塗装を行う目的


それでは、橋梁に塗装を行う目的を見ていきましょう。

●見た目を美しく保つため

橋梁の塗装がはげて、ボロボロだと街の景観にも影響します。
塗装を行う目的のひとつは、見た目を美しく保つことです。

●腐食を防止するため

錆は、空気中に含まれる酸素と水分が金属と化学反応を起こすことで酸化し、発生します。
すると、金属を腐食させてしまう原因に……。

塗装をすることによって、金属部が空気中の物質と触れ合わないように遮断し、錆の発生や腐食を防止する目的があります。

●橋梁の寿命を延ばすため

補修工事が必要になる原因は、長年使い続けられたことによる「疲労」や、橋梁を支える橋脚のコンクリートの「中性化」、漏水による「腐食」など、さまざま。
そのため、それぞれに適した対処を行う必要があります。

橋梁はコンクリートや鉄などの材料で作られており、前述したように塗装を行わなければ錆が発生し腐食してしまうため、安全性や耐久性が低下してしまいます。
つまり、塗装工事は橋梁の寿命を延ばすために重要な工事のひとつということです。

劣化の原因


続いて、橋梁塗装が劣化する原因について確認していきましょう。

●紫外線によるもの


紫外線は、橋梁塗装が劣化する原因の大きなひとつです。

塗膜は、紫外線を受け続けるによって化学反応が起こり、分子構造が破壊されます。
結果、顔料が表面に浮き出て、※チョーキング現象が起こる原因になります。

※触ると粉状のものが付着する現象

●塗装の劣化によるもの


塗装の寿命はずっと続くものではありません。
経年劣化すると「防錆性能が低下」してしまう原因となります。

劣化による症状


では、橋梁塗装が劣化するとどのような症状が表れるのでしょうか?

●塗膜の「剥がれ」や「割れ」


上記の写真のように、塗膜が剥がれてしまっている場合は、補修工事で塗装を行う必要があります。

塗装の種類


橋梁の状態によって、塗装の種類は次のように分かれます。

●部分塗替え塗装

部分塗替え塗装は、「連結部」や「添え板」など部分的に塗装を行うことを指します。
補修工事のコストを抑えられることがメリットで、橋梁の状態を確認し劣化が激しい部分に塗装を行っていきます。

●全塗替え塗装

全塗替え塗装は、橋梁全体または劣化が激しい範囲が一定の規模以上になった際に塗装を行うことを指します。

橋梁塗装で使用される塗料は?


橋梁塗装では、「耐候性」や「耐久性」の高い重防食塗装が行われることが多いです。

工事では「天候」をチェックすることが重要


橋梁の塗装工事は、高所での作業のため危険を伴う工事でもあります。
雨が降った次の日などは、川などの水量が増していて危険性が高まっている場合も……。

そのため、工事の際は天候には十分注意し、作業員の安全を守ることが重要です。
また、塗料はしっかりと乾燥させる必要があるため、塗装に適した気温や湿度かどうかもチェックして作業を進めていきます。

作業の流れ


ここで、実際の作業の流れを見ていきましょう。

●塗膜調査

橋梁の塗膜調査を行います。
塗膜調査では、腐食の発生箇所や塗膜の状態などを確認していきます。

●足場の設置


塗装工事を行う前に、足場の設置をしていきます。
橋梁工事の場合、上から吊り下げる「吊り足場」を設置します。

●素地調整

剥がれてしまった塗膜や錆びてしまった部分を電動工具などを使用して除去し、下地処理を行います。
これは、塗膜の密着性を高める目的があります。

●塗装


塗装では、下塗りと中塗り、上塗りの3回に分けて塗装を行っていきます。

●足場の撤去

塗装工事が完了したら、足場の撤去をします。

●竣工検査

最後に、補修工事が問題ないかどうかのチェックを行い、工事は完了です。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
橋梁の補修工事をしっかりと行うことは、利用する人々の安全を守ることにもつながります。
そのため、工事の際にはさまざまな検査を行って劣化の状態を判断し、適した対処を行うことが重要です。

今回の記事によって、あなたの橋梁塗装についての理解が深まりましたら幸いです。


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外壁塗装をしても雨漏りは直らない? その理由について

姫路市で外壁塗装・屋根塗装を行っております、株式会社フジイ建装の藤井丈史です。

3月下旬~4月上旬までは春雨前線が停滞するため、梅雨ほどではなくとも全国的に雨の日が続きます。
そのような時期に、天井や窓の近くに水シミを見かけたことはなかったでしょうか。
雨漏りは知らないうちに進んで、気が付けば大きなダメージをお家に負わせることもしばしば。もし見かけたら要注意です。

よく誤解されるのですが、「雨漏りしているから外壁塗装・屋根塗装をしようと思って」というお客様がいらっしゃいます。
本人としては塗装すれば雨漏りが止まる、という認識がある様子ですが、これはもう完全に逆です。
外壁塗装は雨漏りの予防であって、根元から解決するものではありません。
起きてしまってから塗装をしても、お家はダメージを負ったままで、なんならそのまま進行します。

今回は外壁からの雨漏りと、外壁塗装の役割について解説したいと思います。
もし雨漏りを起こしている状態で、外壁塗装・屋根塗装をお考えでしたら、ひとまず立ち止まって考え直してみてください。

■外壁塗装は雨漏りを予防するもの

そもそも、外壁塗装の役割とは何なのか、というところから。
外壁塗装は外壁のメンテナンス工事の一つで、塗装することで防水性・耐久性を上げて、お家を長く住めるようにするのが目的です。
工事では単に塗料を塗るだけではありません。ひび割れを補修したり、目地のシーリングを新しくしたりするなど、劣化の生じた部分を塗装前に修復する工程があります。
そのため、タイルなどの外壁を除いて、どのようなお家でも必要とされている工事です。

この修復工程を挟むなら、雨漏りも直せるのでは? と思ったかもしれませんが、実はそう簡単な話ではありません。
雨漏りは非常にやっかいで、原因や発生場所を特定しにくいです。雨漏りが起きている穴を直したと思っても、蓋を開ければほかにも穴が開いていた、というのはよくある話。また、この特定作業は専門の知識と経験がある方でないと、すぐには解決できません。

残念ながら外壁塗装を行う職人に、雨漏り修理の知識がある方は多くありません。
外壁塗装の標準工事に雨漏り修理が入っているわけでもないので、解決したいと思って塗装を依頼しても、雨漏りは直らないでしょう。

■外壁の雨漏りはどこから?

天井からの雨漏りは想像しやすいですが、外壁からの雨漏りも多く発生します。
とはいえ、外壁からの雨漏りなんて正直ピンと来ませんね。
それもそのはずで、外壁の雨漏りは気づかないうちにゆっくり進み、水シミなどの分かりやすいサインはあまり出てきません。壁内に入り込んだ雨水は上から下へ流れるので、壁の表面にシミが出るのはまれだからです。

具体的にはどこから雨水が浸入してくるのでしょうか。

・シーリング

シーリングは外壁のつなぎ目部分に詰められている、ゴム状の建材です。
このシーリングが外壁表面の隙間を埋めて、雨水の浸入を防いでいますが、経年劣化すると硬化し、ひび割れや剥がれが起きてしまいます。そうなると穴が開いた状態になるので、長期に渡ると雨漏りになるでしょう。
シーリングは外壁塗装の工程で詰め直しますが、雨漏りが進行しているなら外壁材を取り外しての改修工事になります。

・窓サッシ

窓は開口部なので、雨の浸入に対して弱いです。
窓サッシと外壁の間はシーリングが使われていますが、先述したとおり劣化すると穴が開いた状態になって、雨漏りが起きやすくなります。
ほかに、地震の揺れによって負荷がかかり、窓サッシから外壁に向かってひび割れが生じることも珍しくありません。このひび割れは地震が原因と見なされた場合、地震保険による補修も可能ですが、雨漏りの補修には全額下りない可能性が高いです。

・取り合い部分

お家はさまざまな部材でできていますが、異なる部材同士がくっついている部分は雨漏りが起きやすいです。
ひさしと外壁の境目、ベランダやバルコニーの笠木(手摺り)と外壁の境目などが取り合いにあたります。
とくに板金が使用されている場合、温度変化によって金属は伸び縮みする性質から、隙間ができやすい傾向にあります。軽度であればシーリングの詰め直しや、板金の交換で解決しますが、重度なら改修工事も考えられるでしょう。

・サイディングの反り

現在の住宅のほとんどには、窯業系サイディングという外壁材が使用されていますが、劣化すると反ってしまいます。
これは水を含んで膨張、乾いて収縮を繰り返すことで発生する現象で、ひどい場合はサイディングの下が丸見えになっていることも。修正ができないので、サイディングの張替えを行う必要があります。

■雨漏りしやすいお家の特徴

ご自宅が以下のような特徴を持っているなら、雨漏りを起こしやすいです。
築10年ほどがたっているなら、早めに外壁塗装をしたほうがいいでしょう。

・軒がない、短い家

現在の住宅は屋根の軒がない、もしくは短い形状をしていることが多いです。
なぜこのような形状なのかというと、デザイン性を優先したり、狭い敷地いっぱいにお家を建てることから軒をつくる余裕が残っていなかったりするからです。
しかし、軒がない状態だと外壁が直接、風雨や紫外線を浴びることになるため、寿命が大きく削られてしまいます。
日本住宅保証検査機構(JIO)の調査によれば、2010~2016年に保険金の支払いを認めた雨漏りの内訳において、軒のない家が約7割を占めていました。

参考元:日本住環境株式会社「総合カタログ 2022年4月発刊」

・バルコニー、ベランダの下が室内

2階などにあるバルコニー・ベランダの下が室内になっていると、こちらも雨漏りを起こしやすいです。
バルコニーやベランダの床は、通常、防水層という雨水を床に通さないための設備が整えられています。しかし、この防水層は当然劣化するので、適切な時期に補修を行わないと、雨水が徐々に防水層の下に浸み込んでいくでしょう。
バルコニー・ベランダの下が、テラスなどの室外なら不便は感じにくいですが、室内だと悩まされやすいかもしれません。

・外壁がでこぼこしている

外壁の造り自体がでこぼことしているお家は要注意です。
このような外壁はつなぎ目が多いため、その分雨漏りに対する弱点が多いからです。
つなぎ目を埋めているシーリングは外壁よりも耐用年数が短い傾向があり、劣化すると剥がれたりひび割れたりします。そうすると中に水が入りやすくなるため、タイミングを逃さずに打ち替えや外壁塗装をしなければいけません。

■姫路市での外壁塗装は株式会社フジイ建装まで!

株式会社フジイ建装は、姫路市にございます塗装店です。
一戸建て住宅の外壁塗装のほか、屋根塗装、店舗塗装、防水工事などを承っております。
建設業許可がございますので、マンション・アパートの塗装工事、橋梁などの大型建造物にも対応できます。
各種塗装工事をご依頼の際は、以下よりお問い合わせくださいませ。

塗装工事のご依頼・お見積りはこちらから>>
工事の料金表>>

【過去記事】
失敗したくない!外壁塗装の業者選びで気を付けたいポイント集
『雨の日』に外壁塗装をしてはいけない理由|最適な時期や天候を紹介
外壁塗装を行うことでのメリットとは?
【外壁塗装】イメージ通りに!外観デザインに合わせた色の選び方

■まとめ

外壁塗装・屋根塗装は、雨漏りを防ぐために行うメンテナンス工事です。
もし、雨漏りを起こしている状態でしたら、雨漏り調査を依頼するようにしましょう。
雨漏り部分を補修してから、外壁塗装・屋根塗装をご検討くださいませ。


失敗したくない!外壁塗装の業者選びで気を付けたいポイント集

姫路市で外壁塗装・屋根塗装を行っております、株式会社フジイ建装の藤井丈史です。

こちらの記事をご覧になっている方は、恐らく外壁塗装・屋根塗装を検討中、もしくは将来的に考えている方かと推察します。
外壁塗装・屋根塗装は決して安くはない買い物なので、何かと慎重にならざるを得ず、さまざまなサイトを調べているのではないでしょうか。

当社にご相談をいただくお客様も、いくつかの塗装会社に見積りを取っていることがほとんどですが、とくに選ぶ段階で「どこに判断基準をおけばいいのか」という点で苦労しているようです。
困ったことに見積り・現地調査を依頼すると、同じような金額・工事内容であることは少なく、どれもばらばらであることが多々あります。
値段を重視するか、それとも信頼できるかどうかで判断するか。
もし変な塗装業者を引いてしまうと、取り返しのつかない事態になることも考えられるでしょう。

今回は、外壁塗装・屋根塗装を成功させるために確認しておきたい業者選びのポイントについて、ご紹介したいと思います。
ぜひ参考にしてみてください。

■塗装の必要なタイミング

業者選びのポイントについて知っていただく前に、外壁塗装・屋根塗装の必要なタイミングについてご紹介したいと思います。
なぜかというと、塗装は早すぎたり遅すぎたりすれば、得られるメリットが少なくなるからです。
優良な業者であれば、タイミングが早ければ「まだ大丈夫」と言いますし、遅ければ早めに工事をしたほうがいい理由について具体的に説明するでしょう。

・早すぎたらどうなる

外壁塗装の目安としては、徐々に外壁に劣化が見られるようになってからが大きな判断基準となっていますが、劣化がない状態で塗装すると、次回に塗装するタイミングが早まります。
外壁塗装・屋根塗装は、一度行えばおしまいというわけではありません。お家を保つメンテナンスとして必要なものなので、お家の寿命を十分にもたせるには2~3回ほどの工事が必要です。

塗料には耐用年数がありますが、塗装した瞬間に劣化が始まります。
たとえば、築5年のまだきれいな状態で10年の耐用年数を持つ塗料で塗装すると、築15年目でまた塗装工事が必要になりますし、それなら築10年目で塗装をしたほうがトータルの費用を考えるとお得でしょう。
もちろん、築5年でもお家が劣化しているなら外壁塗装は必要ですが、きれいな状態であればその必要性はあまりないと言えるでしょう。

参考記事:
外壁塗装を行うことでのメリットとは?>>

・遅すぎたらどうなる

逆に遅すぎるとどうなるのでしょうか。
外壁塗装は先に話した通り、お家を保つために必要なメンテナンスです。
遅すぎるというのは補修のタイミングを逃すということなので、未然に防げたはずのダメージが、お家に重大な傷跡を残すレベルにまで発展してしまうことになるでしょう。
そうなると、塗装だけでは解決しなくなります。

遅すぎると、大きな補修工事や建て替え工事が必要になり、外壁塗装の2~10倍近い費用がかかってしまうでしょう。
費用は安くありませんが、外壁塗装を行えば結果的には節約になるのです。

参考記事:
屋根塗装をしないとどうなる?>>

・どのようなタイミングがいい?

外壁塗装・屋根塗装のタイミングとしては、いつごろが適しているのでしょう。

一つは築10年前後のタイミングです。
この時期は平均として、外壁や屋根に劣化が見られるようになる時期です。そのため、築10年前後に差し掛かっているなら外壁塗装・屋根塗装を考えるといいかもしれません。

もう一つは、外壁・屋根に劣化が見られたときです。
ひび割れなどは想像がつきやすいかと思いますが、ほかにシーリングという目地部分のひび割れや、外壁が粉をふいているチョーキングという現象が、劣化のサインとしてあげられます。どちらかといえば、築年数よりもこちらが重視されるでしょう。

これらはあくまで目安に過ぎないため、塗装会社に現地調査を依頼し、最終的な調査結果と見積りを出してみない限りは、本当に外壁・屋根に塗装が必要かどうかは分かりません。環境によっては築15年目で塗装をしても大丈夫だったこともあるので、家ごとに必要なタイミングは異なります。
ただ、考え始めるきっかけとしてはこれらを無視しないほうがいいです。

参考記事:
屋根塗装のタイミングはいつ?>>
屋根塗装について>>
『雨の日』に外壁塗装をしてはいけない理由|最適な時期や天候を紹介>>

■業者選びで参考にしたいポイント

次に業者選びのポイントです。
外壁塗装・屋根塗装をお願いするなら、どのような業者にお願いするといいのでしょうか。
業者を選ぶときに大きな基準になるのは、信頼できるかどうかにつきるでしょう。
なぜかというと、塗装会社の開業に際しては資格や許可などが必要ないからです。実績がなくても、仕事さえ発生すれば塗装業者を名乗れます。
そのため、以下の特徴に多くあてはまる業者を選ぶようにするといいでしょう。

信頼できる業者の特徴

・「塗装技能士」などの資格を持っている
・実績や口コミがある
・事務所の住所が明記されている

 

・「塗装技能士」などの資格を持っている

塗装技能士というのは、塗装に対して高い技能があると証明する国家資格です。
一級・二級・三級がありますが、一級・二級を取るには実務経験が必要になり、一級は最長で7年の経験が求められることもあります。
「一級塗装技能士」の職人が在籍する塗装業者を選ぶと、施工不良の懸念が少なくなるでしょう。

・実績や口コミがある

実績や口コミのあるということは、お客様の信頼を勝ち得てきたという証拠です。
しかし、なかには耳触りのいい「お客様の声」などがホームページに掲載されているなど、「なんだか逆に怪しい」と思うような業者もいます。
そのようなときは、ブログの更新を見てみるといいかもしれません。
写真で細かく工事の様子を紹介しているなど、施工事例が多ければ信頼性は高いです。
もちろん、実績や口コミが見つからなくても優秀な業者はいますが、経験や知識がない職人が工事を担当すると施工不良になる確率が高いので、ある程度の実績は重視したほうがいいでしょう。

参考記事:
【なぜ?】屋根塗装が剥がれる原因>>

・事務所の住所が明記されている

当たり前のように思われるかもしれませんが、悪徳業者は情報を割り出されると困るので、住所の記載を「~丁目」どまりにしていたり、階数を記載していなかったりします。
また、会社名を調べたときに複数の住所が出てくると、頻繁に移転している可能性があります。問題が起きて廃業→営業再開というサイクルを繰り返しているかもしれません。

■このような業者は避けたほうがいいかも

塗装業界には、残念ながら自身の利益しか追求しない悪徳業者が多いです。
悪徳業者はあの手この手で、契約を結ばせようとします。
まだ必要ないのに「早めにしたほうがいいですよ」と押し切ったり、「劣化しているので、今しないと手遅れになりますよ」と不安を煽ったり。
先に塗装はタイミングが重要という話をしましたが、彼らにとってはタイミングなどどうでもよく、早くても遅くても契約を取るために説明を変えます。

もしこのような特徴があれば、避けるようにしましょう。

避けたほうがいい業者の特徴

・訪問販売
・大幅な値引きをしてくる
・見積書の記載があいまい

 

・訪問販売

すべての訪問販売が悪いわけではありませんが、消費者センターで相談に寄せられる外壁塗装のトラブルは、訪問販売であることが多いです。
訪問販売は、お客様に比較する機会を与えず、ときには強硬な態度に出ることも可能なので、とくに気弱な方や高齢者がターゲットになりやすいでしょう。

・大幅な値引きをしてくる

通常、工事において値引きが発生することはありません。
それ以上引いてしまうと、工事が成り立たなくなるからです。
もし値引いた価格での工事を強行すると、必要な量の資材をそろえられない、書面に書いているものとは違うグレードの低い塗料に変えられるなどのトラブルが考えられます。

・見積書の記載があいまい

見積書には工事の内容とその費用について、事細かに記載されているのが普通です。
しかし、お客様の無知につけ込んで、「○○工事一式」と工事内容をひとまとめに記載していることも。
単価や平米数を記載せずにこのような一式という言葉を使用していると、手抜き工事が起こりやすく、数年後にまた塗装工事をしなければならなくなるでしょう。

■姫路市で外壁塗装をするなら株式会社フジイ建装まで!

株式会社フジイ建装は、国家資格「一級塗装技能士」をもつ職人が施工を担当いたします。
これまで多くのお客様より、工事の依頼をいただいてきましたので、どのようなお家でも柔軟に対応いたします。
姫路市にお住まいで外壁塗装・屋根塗装をご検討中でしたら、塗装の必要なタイミングなのかどうか、お気軽にご相談・お見積りくださいませ。

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ご相談・お見積りはこちら>>

■まとめ

外壁塗装・屋根塗装の業者を選ぶ際は、金額だけではなく、信頼に足るかどうかを基準に選ぶようにしましょう。
少しでも「おかしいな」と違和感を覚えたら、断ることが大事です。
また、高額な工事でも、お家のためには必要なものかもしれません。高いからと断らずに、理由を尋ねてみるようにするといいでしょう。


『雨の日』に外壁塗装をしてはいけない理由|最適な時期や天候を紹介


「外壁塗装を考えているけど雨の日の作業はどうなるの?」
このような率直な疑問を抱く人は少なくありません。

実は、雨の日に外壁塗装をしてしまうとさまざまな「トラブルが発生」する原因になります。
そのため、無理やり作業を進めようとしてくる業者には要注意です。

あなたが安心して外壁塗装工事を進めることができるように……。

今回は「雨の日に外壁塗装をしてはいけない理由」や「作業中に雨が降ってきた場合」について、「塗替えにおすすめの時期や天候」などを紹介していきます。

『雨の日』に外壁塗装はできない



国土交通省の技術基準を定めた「公共建築工事標準仕様書」には、下記のように記載されています。

(1) 気温が5℃以下、湿度が 85%以上、結露等で塗料の乾燥に不適当な場合は、塗装を行わない。
ただし、採暖、換気等を適切に行う場合は、この限りでない。
(2) 外部の塗装は、降雨のおそれのある場合又は強風時は、原則として、行わない。

出典:国土交通省 公共建築工事標準仕様書(建築工事編)|18章 塗装工事

技術基準とは、やり方や技術を標準化したもののこと。
そのため、職人の技術は関係なく、雨の日に外壁塗装をすることはできません。

雨の日に塗装してはいけない理由


では、雨の日に塗装工事を行うことができない具体的な理由を見ていきましょう。

●塗料の耐久性が下がる


塗料に雨水が混ざってしまうことで、塗料が薄まり本来もつ耐久性が下がってしまいます。
すると、実際の耐用年数より早い時期に塗替えをしなければいけなくなり、余計な出費が増える原因になってしまいます。

本来の塗料の寿命を保つために、悪天候での工事は避けなければいけません。

●水で塗料が流される


外壁塗装は、乾かす工程が非常に大切です。
雨の日に外壁塗装工事をしてしまうと、まだ塗料が十分に乾いていないため塗料が流れてしまいます。

●仕上がりがまだらになる

雨水が当たると、外壁塗装がまだらになり均等ではなくなってしまいます。
せっかく外壁塗装をしたのに、仕上がりが理想と違うと残念な気持ちになってしまいますよね。

正しく工事を進める優良な業者を選ぶことが重要なポイントです。

●密着不良が起きる

湿気が多い状態で作業をすると、外壁と塗料の密着不良が起きます。
結果、わずか数年で塗装が剥がれたり、ひび割れが起こるという問題が発生します。

●足場が滑りやすくなる


雨の日の足場は、滑りやすくなってしまいます。
外壁塗装工事は、高所での作業のため足を滑らせたり墜落してしまうと大事故につながる可能性も。

作業員の安全と家を守るためにも、慎重に状況を見極めて、正しい決断をすることが大切になります。

作業途中で雨が降ってきたら?


では、もしも作業をしている途中に天気が急変し雨が降った場合はどうするのでしょうか。

●作業を中止する

雨や雷、結露が出てきたりした場合は、作業を中止して延期します。

●雨でも問題ない作業のみ行う

工事の進み方によってタイミングが合えば、外壁塗装の仕上がりに直接関係のない作業を行います。

悪天候でもできる作業


●高圧洗浄


高圧洗浄では、塗装を行う前に汚れた外壁をきれいにします。
水を使用するため、雨でも作業が可能です。

●足場の組立て・解体


足場の組立てや解体は、悪天候でも作業をすることができます。
しかし、強風が吹いていたり、雨が強い場合は危険性が高いため作業を行いません。

●近所への挨拶まわり

作業を進めることができない時間を、近所への挨拶まわりの時間に充てる場合があります。

●完成後の検査


完成後の検査は、天候に関係なく行うことができます。

工事延長の料金はかかる?


天候によって工事が延長された場合は、追加料金がかかりません。
しかし、梅雨などの雨が多い時期に工事を始めてしまうと、なかなか工事が終わらずに近所に迷惑をかけてしまうことにも。

台風や雨が多い季節は、避けたほうが無難です。

工事に最適な天候


●晴れ

晴れている日は、問題なく作業を進めることができます。

●曇り

曇りの日も、気温が5℃以上で湿度が85%以下の状態であれば工事をすることが可能です。

おすすめの時期は?


●春

春ごろの3月、4月、5月ごろがおすすめです。
この季節は気温と湿度が安定しており、工事を進めやすい時期です。

●秋

秋ごろの9月、10月、11月ごろがおすすめです。
春ごろと同じく、気温と湿度の上がり下がりが少なく安定している時期です。

ただし、9月は台風が来る時期でもあるので、よく天気予報をチェックするようにしましょう。

工事を急かしてくる業者には要注意!


雨の日の外壁塗装工事はタブー。
しかし、業者のなかには、雨の日でも工事を進めようとしてくるところも存在します。

きちんと施工後の仕上がりや持ちも考慮して、安全に工事を進める業者を選択するようにしましょう。

事前にトラブルを避けるために


●見積り時に「雨の日の作業」について確認する

事前にトラブルを避けるためには、契約をする前に優良な業者かどうかを判断する必要があります。
そのため、見積り時などに雨の日の作業は具体的にどうするのか、中止の場合はいつ連絡がくるのかなどを細かく確認しておきましょう。

●資格を持っている業者を選ぶ

良い業者か判断するひとつの基準として、資格があるかどうかもチェックポイントです。

たとえば「一級建築塗装技能士」の資格は、厚生労働省によって認定された資格で塗装に関する幅広い知識と技術を持っている証でもあります。

見積りだけではなかなか判断しかねる技術や知識の面を、資格の有無で判断する方法もおすすめです。

外壁塗装のことなら『株式会社フジイ建装』に



株式会社フジイ建装では、一級建築塗装技能士の資格をもつ職人が在籍しております。
「仕上がり」を美しくすることはもちろん、塗料の持つ家を守る役割をきちんと発揮する施工を行います。

外壁塗装でお悩みの方は、お見積りやご相談も承っておりますので、ぜひお気軽にお問合せください。

まとめ


いかがでしたでしょうか?
今回の記事で、あなたの疑問が解消しスムーズに外壁塗装工事を行う手助けとなりましたら幸いです。


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